かずたまの構造

かずたまの構造は、正三角形八面体とその中心となる核で成っています。

 

具体的に考えてみましょう。
自分を中心として、それを取り巻く環境(現象の世界)を  前後左右上下の三次元で捉えてみます。

の面を過去とすれば、そこには後続者も居て、足跡が辿れます。一方、は未来となり、先者がいて自分の進む道が見えます。に知人、友人、協力者を配すれば、そこは現在の外世界(社交)の場です。を兄弟、姉妹などの同列の親族とすれば、そこは現在の内世界となります。は目上ですので、父母、祖父母や祖先を表し、外世界での上司、先輩そして尊厳をも意味します。は子孫です。愛すべき弱者も含め、自分を支持・慕う者の世界です。

 

 

以上の概念を構造化すれば正方形六面体(真四角の箱)となり、その中心が自分の位置する場所です。そして周りの各六面は、それぞれが自分を取り巻く世界を表します。

次に、正方形六面体の、自分を取り巻く世界を表している全ての面を関係付けてみましょう。

即ち一つの面と他の面の中心と結ぶ線を、多面体の一辺として置き換えていきますと、真四角の箱(正方形六面体)の中に正三角形八面体が誕生します。そしてその真ん中に、周りの全ての面から影響を受ける自分自身が存在しています。

 

このように、正三角形の八面と、それらにより成る六個の頂角及び中心に位置付ける核とにより形成される認識上の対応構造は、古事記に伝わる「神世七代(かみよななよ)」を表しています。更に、9数理による生命エネルギーの構造を示すとともに、宇宙の構造をも表しています。

 

正三角形八面体は六頂角です。そこで、角度を変えて平面視すると正六角形になります。正三角形八面体を平面視すると、六角形認識できます。正方形六面体は逆に八頂角ですが、同様に角度を変えて平面で捉えると正六角形になります。

 

数万年も前からこの地球に生き続ける生物にも、この形を見ることができます。亀の甲羅蜘蛛の巣そして蜂の巣です。この形だからこそ、古来より生き続けていると言えるのではないでしょうか。