みづきあきのつぶやき

◇ 年末

年の瀬もせまり、あと二日となりましたね。

今年は今までにないような事件も多々ありました。
悲惨な事件が多い中、わたくしの個人的な感想ですが、
世の中が全体的にギスギスし過ぎているような気がします。

“人を許す”ことの大切さ、
お互いさまなのだという思いを忘れてはならないのだと感じています。

みなさま、よいお年をお迎え下さい。

◇ 落書き

先月イタリアのフィレンツェにある大聖堂に、日本人による落書きが次々と見つかったという報道がありました。その中で、とある高校野球の監督とその妻が書いたものもあったと報じられ、後日その監督は解任されたそうです。
一部報道でも「解任は行き過ぎではないか」「過剰反応では」といった内容で報じられています。まさにその通りだと思います。少しやり過ぎではないでしょうか。

その後同じく落書きをしていた女子学生が、学校の責任者と共に、自費でその落書きを消しに行ったと報じられていました。この野球部の監督にも、学校側はどうして同じように自費で消しに行かせなかったのでしょうか。
教育にたずさわる者が間違いを犯してしまったときに「責任をとって辞職する」というやり方だけではなく、その間違いに対する対処方法を、身をもって生徒に対して教える意義もあるのではないでしょうか。

最近は、何かあると鬼の首を取ったように騒ぎ立てるマスコミ報道の仕方にも問題がありますね。この時とばかりに正義感を振りかざして攻めたてますが、あまりにもギスギスし過ぎています。悪い事は悪い事、ダメな事はもちろんダメです。
しかし、その中で“人を許す”ということの大切さを、ぜひ学んでほしいものです。

◇ 清寮花うさぎ 落成祝賀会

おかげさまをもちまして、
川奈“清寮 花うさぎ”もいよいよ、開寮の期を迎える運びとなりました。        
ご協力頂いた皆様を、心ばかりの御礼もかねご招待いたしました。

梅香り、桜蕾もちらほらのこの清々しい頃合いに、
開寮の宴を催せた喜びは、真に私の心の宝物と感じ入っております。

誠にありがとうございました。

◇ 浅間神社 参拝

2月3日、節分でしたね。
節分明けは、毎年恒例富士浅間神社へのお参りです。30人以上集まり、東京からバスで向かいました。東京地方はその日、今年初の大雪でした。浅間神社へのお参りで雪が降ったのも、ここ10年で初めてのことです。途中渋滞にまき込まれましたが、無事到着。

雪が積もっているとはいえ、豆まきが盛大に行なわれ、お豆はもちろん、お菓子やら10円玉やらまで撒かれ、中には子供の様に前の方に陣取り両手を大きく上げて、撒かれるもの全部取ってやろうかという勢いの仲間もいました(笑)
みな童心にかえってとても楽しい参拝となりました。

神殿の中は
一転、静寂が漂う静かな空気。

辺り一面まっ白な世界の中を、まっすぐにのびる雪の参道がとても印象的でした。

 

その後毎年お願いしている「菱」で昼食を頂きます。

帰りは渋滞もなく一時間で東京に着きました。

◇ 新年会

お宿で恒例の新年の会。
毎年旧暦節明けの、最初の土日にお宿に集まります。

今回は私の先生である、大阪のO先生をお招きして合同浄霊をして頂きました。
この先生は、日本でも三本の指に入るくらい浄霊のお力がある方です。いつものように赤坂の鮨長さんのごちそうをいただき、夜はカラオケで盛り上がりました。

翌日も、恒例の箱根神社参拝です。みんなでおみくじを引き、今年の運勢を占いました。その後、ロープウェイで本宮へと向かいます。天気が良かったのに、頂上はまるで雲の中です。

かえってそれがとても神秘的な風景をかもし出していました。
そして、ぱぐさんがみんなを代表して祝詞を上げ今年の健康祈願を致しました。

◇ 天川 二日目

朝起きてみますと、そこは本当に山の中で、とても清々しい空気です。

部屋のすぐ下に、川が流れているのが見えます。その川で龍神様が出迎えてくれました。

参加者の中にも、川面に沿って“龍神様のお姿を見た”という人がいました。

天河神社
         天河神社

朝食後にバスで移動。5分でもう到着です。

実は道が狭いので、そこから先はバスを降り、徒歩で天河神社まで行きました。そこは階段を登っていくと、珍しく本殿が真正面ではなく左側にあります。しかも拝殿が外にありました。そして、参加者全員で御祈祷をして頂きました。

御祈祷はとても丁寧で、神仏混合の祝詞を一時間かけて、あげて頂きました。祝詞をあげている間、あまりの感激に涙を流している人が何人もおりました。
その後、玉串は私が代表し奉納させて頂きました。
ところが神主さまはそこにいたみんなを、玉串の奉納に招いて下さったのです。
このような事はとても珍しいとの事でした。
参加者全員が感動を覚え、無事帰路につくことができました。

◇ 天川 初日

昨年10月、恒例の神社参り1泊2日の旅行に行ってきました。
今回は、五大弁財天様参りの最後の大嶺本宮の天河神社です。

奈良県と和歌山県の県境の山の中にあります。

貸切バスで新宿駅を8時に出発しました。途中、池尻、海老名で参加者を拾い一路奈良へ...。連休のため道路が混んでいて、予定よりだいぶ遅れてしまいました。幹事さんは、最初の目的地 大神(おおみわ)神社に着くのが遅れると、大きな身体をぴくぴくさせていました。ようやく4時ごろ大神神社に着き、ここで合流する3人の参加者が首を長くして待っていました。

 

この大神神社は、私にとってとても意味のある神社です。前世で私は、ここで巫女をしていました。不思議な事に参加者の中にその当時の夫と娘がいます。また、私が生まれてはじめて(35年前)ご祈祷を受けた場所がこの神社です。奈良に来るたびにここへより懐かしさを憶えます。

参加者10数人がご祈祷を受け神楽を奉納しました。

帰路、参道を歩いていると木立の中を龍神様がお通りになりました。
天川の旅館に着いたのは夜の8時前でした。

◇ 食について

昨年の世相を表わす一文字は「偽」でした。
とりわけ食べ物の偽装が問題となりました。偽装はもちろん良くないことです。
ただ、現代のわたしたちは賞味期限や消費期限といったものに頼りすぎ、あまりにもそういったものに振り回されすぎています。昔は感覚をたよりに、これは危ないとか、まだ大丈夫と選り分けていましたが、今はそういった五感を使って判断する力が無くなってしまいました。

「もったいない」という言葉もあります。
食べ物を大切にする、感謝する気持ち、そして、昔のそういった自分たちの感覚を研ぎ澄ますことが、これからはとても大切なこととなっていきます。
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年が明けても嫌な事件が多発していますが、みなさんは、ぜひ心静かに、そして穏やかに毎日を過ごしていきましょう。嫌なことの起きない幸せ。幸せとは、お金が入ってきたり、出世したり、大きな家に住めたりすることではありません。 
“ 何事もいやな事がないこと ”  それが 本当の幸せ なのです。